無名の運転手の日記 T

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日 付題 名
5月26日(水) 鳩とピーナッツ・・・。
5月28日(金) 賛辞のあなた・・・。



  2004年 5月26日(水)   鳩とピーナッツ・・・。
無事に仕事を終えて始発電車で帰宅の途につく。
乗り換え駅のホームでは数羽の鳩が何かを啄んでいる。
ベンチの前にパック一袋分のピーナッツが撒かれていた。
皮は剥かれているのだが、鳩が食べるには粒が大きすぎるようである。
何度か嘴でつついていると半分に割れるが、それ以上は幾ら啄んでも細かくならない。
大抵の鳩はそこで諦めていたようだが、一羽の鳩だけは半分になったピーナッツをそのままのみ込んでいる。
彼は他の鳩を嘴でつっついて追い払い始めた。
逃げていく鳩を執拗にどこまでも追いかけていく。
そしてまたピーナッツの場所に戻ると、半分になったピーナッツをゴックンと丸のみしている。
このことをずっと繰り返している。
あらためてよく見ると、彼だけは羽の色艶が良く丸まると太っている。
一方、逃げていた鳩はやせ細っていて元気がない。
彼はこうしていつも他の鳩を追い払って、餌を独り占めにしているらしい。
これは自然界では当然の営みである。
弱肉強食の法則により、生き残るためには争いの勝者にならなくてはならない。
パック一袋分のピーナッツ全部を、彼は独り占めにしたいようである。
ピーナッツに近寄る鳩を次々と攻撃し続けて、決して分け与えようとはしない。

結局は、人間も彼と同じようなことをしているのではなかろうか・・・。
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  2004年 5月28日(金)   賛辞のあなた・・・。
夕闇が迫る頃、若い3人の女性がご乗車になった。
3人は仕事仲間であることが車内の会話で分かる。

「○○店の○さんはとても可愛くて、こちらも応援したくなるわね。」
「△△店の△さんは細かいところに良く気が付くし、処理も迅速ね。」

車内での話題は他店で働く仲間への賛辞であった。
お世辞ではなくて、こころから誉めているようである。
決して仲間を悪く言うことがない。
車内の空気は実に爽やかである。

人前で陰口をたたく人は、必ず自分も何処かで陰口をたたかれていると思う。
3人の間では、このことが暗黙の了解になっているのかもしれない。

私もできる限り、このお三方を見習いたいと思った。

賛辞のあなた・・・。
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