Diary 2006. 6
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6月12日 (月)  勘違いで良かった・・・。

私が2月に「Message Room」No.195で記述をした「お銭入れ」の彼は、あれからもずっと同じ場所に居た。
私の通勤時間帯には階段の上で布団に包まって横になって寝ているか、通路に置かれた巨大なダンボールの「お銭入れ」の前に座っているのが常であった。
ところが先日の朝はいつもと様子が違っていた。
階段の上ではなくて、通勤途中の人々が行き交う通路に布団を敷いて寝ていた。
仰向けになって両腕を肘から直角に上げ、手首を水平にしたままで動かない。
寝ていると言うよりも「固まっている」ように見えた。
顔色は限りなく蝋人形のようである。
私を含む多くの通勤人は彼の布団をよけて、大きく膨らみながら通り過ぎて行く。
翌々日の朝、彼はどこにも居なかった。
いつも彼が寝ていた階段の上には整然と清掃用具が並べられていた。
彼が大きな「お銭入れ」を置いていた通路は広々として、人々は余裕を持って行き交うことが出来た。
しかし、何かが違う。
景色が違う。
彼が居ない・・・。

その翌々日の朝、彼は布団も無くて通路に寝ていた。
所持品は何も無いようだった。
目は大きく見開いて上を見ている。
先日の朝と同じように、両腕は肘から直角に曲がっていた。
ここ数日の間に、彼に何が有ったのかは分からない。

(勘違いで良かった・・・)私は心底そう思っていた。
通路が狭いくらいは我慢しよう。
彼の前には10円玉が1枚置かれていた。
彼はそのことにも気が付かずに、何処か遠くの世界をさ迷っているようでもあった・・・。


6月11日 (日)  サラ・ブライトマン・・・。

友人から1枚のDVDを手渡された。
それはあまりにも突然で、最初は何のDVDか分からなかった。
勿論、サラ・ブライトマンが誰なのかも分からなかった。
DVDのタイトルは「サラ・ブライトマン/ライヴ・フロム・ラスベガス(サラ・ブライトマン−ザ・ハレム・ワールド・ツアー)」・・・。
私にDVDを貸してくれたのは「面白き人」というタイトルで4月に記述をしたFさんである。
今では彼に深く感謝をしている。
サラ・ブライトマンの素晴らしい歌声、そして心から堪能できるエンターテイメント・・・。
その後になって、彼女の歌声が入ったCDを私が所持していることに気が付いた。
ずっと以前に「feel」という癒し系のアルバムを購入していたのであるが、その中で彼女は「スカボロー・フェア」を歌っていた。
DVDの中で歌われていた曲も、多くは既に私の耳に馴染んでいた。
機会があればフジコ・ファンの皆さまにもご覧頂きたい、オススメのDVDである・・・。


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