Diary 2014. 7
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7月10日 (木)  

脛を骨折した友人の足は夕方になると腫れが酷くなっていくそうだ。全治3ヶ月という診断は折れた骨が元の強度を回復するまでに要する期間であって、足の腫れがひくまでの期間ではないらしい。腫れの原因は静脈の閉塞にあるという。切断された静脈は機能を再開することが出来ない。足に送られた血液を心臓に戻す道が断たれているので足が浮腫んでしまうらしい。静脈には「逆流防止弁」が備わっているが、代用の血管には逆流防止弁が出来ていない。通常の場合ではおよそ6ヶ月で足の浮腫みは消えるらしい。彼の場合は手術をしてからまだ50日しか経過していない。完全に腫れがひくのは来年になるのではないだろうか。たった一瞬の出来事で、半年以上も苦しむ結果をもたらすのだから骨折は怖ろしい。


7月8日 (火)  退

入院していた友人から連絡が有って、午後に退院するという。午前中の診察で医師から退院の許可が出たが、明日か明後日と言われたのに本人の希望で当日の午後に病院を出ることにしたという。私が駆けつけて荷物を担ぎ、タクシーで病院から友人宅に戻ると、彼はやはり自宅のドアを開けることに難儀をしていた。彼は座りこんで室内を片付けていたが、食事を運ぶことが出来ないのでテーブルワゴンが欲しいと言い出した。ネット通販で注文しようとしたが、事は急を要するので、私が近くの大型店舗に行ってワゴンを買って来てすぐに組み立てた。テーブルワゴンの上にコンビニで買った食料を乗せて、松葉杖を使ってワゴンをソファーの近くに移動させる。両手が松葉杖で塞がっているので持ち運びが出来ない彼にはテーブルワゴンが必需品となった。それから近くのコンビニまで買出しに行ったが、近くのコンビニが松葉杖の彼にはとても遠い場所になっていた。コンビニに辿り着いても買った商品を持てないから、やはりネットスーパーで買い物をすることを勧めた。退院してからの独り暮らしは想像していたよりも相当に困難である。彼の家の鍵を返却して、ようやく私の肩の荷がおりた気がした。


7月7日 (月)  

世の中には知らない病気が有るものだ。「もやもや病」というのは難病に指定されていて、原因不明の病気だから治療法方が確立されていない。それが故に「難病指定」となっている。頭の中がもやもやしている精神状態なのかと思ったが、要するに脳梗塞によって太い血管が詰まってしまうと、周囲に毛細血管が煙のようにモヤモヤと沢山生じる病気である。毛細血管だから壁が弱くて損傷し易い。頭が痺れて変な気分だと思ったら、脳神経外科で診断を受けるべきである。MRIの画像にはハッキリと血管のもやもや状態が表れるので、医師の診断は容易に下される。どうすれば治療出来るのかが解明されれば難病には該当しない。熱いラーメンをフーフーして食べると発作の症状が出易いという。吹奏楽器の演奏中にも頭が痺れたり言語障害が出たりする。そんな症状を繰り返すうちに重篤になって、意識障害を生じたり麻痺が出たりする。くも膜下出血にもなり易いと言う。原因不明だから、予防方法も無い。偶然に発見される場合もあるらしいが、無自覚無症状のままで突然に脳に障害が出る確率は極めて高いという。徐々に脳が破壊されていく怖ろしい病なのである。「あなたは『もやもや病』です」と診断されたら、あなたはどうするのだろうか。


7月6日 (日)  

ニオイセンサーに匂いが反応しないことに納得がいかなくて取扱説明書を読み直してみた。すると電源プラグを差し込んでからの1分間で、ニオイセンサーの基準が決まることが分かった。空気清浄機を設置した直後は部屋の匂いがまだ脱臭されていない筈である。説明書には「部屋の空気が綺麗になってから電源プラグを差し込んでください」と書かれていた。つまりこの空気清浄機を設置する前に他の空気清浄機で部屋の空気を綺麗にしておく必要があるということだ。もしくは一定時間運転した後で、電源プラグを抜いて差しなおす動作が必要になるだろう。昼間に設置した直後はニオイセンサーの基準が「匂いのある状態」に学習されたらしい。昼間から空気清浄機の運転を続けて夜が更けてから電源プラグを抜いて差しなおした。そして3分ほどしてから運転を開始したところ、僅かの匂いにニオイセンサーが反応して表示が赤く変わった。ニオイセンサーは空気が綺麗な状態を基準として記憶したのである。臭い部屋に空気清浄機を設置して一度も電源プラグの差しなおしをしなければ、ニオイセンサーは最初の臭い匂いを基準として学習するからずっと臭いままである。実際に本機のユーザーの中には「ニオイセンサーが匂いに反応しない」という不満を述べている人が多かった。やはり取扱説明書を熟読する必要がある。


7月5日 (土)  

注文していたD社の空気清浄機が届いた。この製品には「ニオイセンサー」が装備されているが、自動運転にしていても匂いに殆ど反応しない。不良品なのかと思ってアルコール分を含んだ育毛トニックをティッシュにかけて本体のセンサーに近づけると、「ニオイ」の表示がレッドに変わって大風量の運転に変わった。そこで空気のニオイと鼻先を近づけたときのニオイは違うのだと思った。部屋中が匂いで充満しなければ、センサーは感知しないようである。ヘアスプレーを空気清浄機の本体に吹き付ければ、ニオイセンサーが感知をして自動運転で風量が変わる。然しながら通常は空気清浄機にヘアスプレーは吹き付けない。取扱説明書に書かれているが、匂いには個人差があるので人が感じる匂いとセンサーの反応は一致しないそうである。自動運転でニオイセンサーが反応しないのは、部屋の空気に匂いが無いからだと言えるのかも知れない。「清浄機 動作しなけりゃ ただの箱」という句が浮かんできた。


7月4日 (金)  

役所から送られて来た文書に誤りが有った。「対象外となる方」の注釈に「のみ」が抜けていたのだ。「○○の方は対象外です」と表記されていたが、正しくは「○○のみの方」の誤りである。「のみ」が有ると一部に限定されるが、無ければ全部が該当してしまう。役所に連絡したところ、担当職員は誤りの意味が理解出来ないようであった。よく説明してあげたらやっと理解して貰えた。私がこの誤りに気付いたのは他の市町村の表記と当該役所の文書が異なっていたからである。他の市町村では「○○のみ」と表記されている。問題は表記の誤りに気付かない状態で対応を続けていることだった。役所の担当者は対応を協議して結果を私に伝えて来た。配布した文書を回収する分けには行かないので、市民から問い合わせが来たら職員が正しく回答するように指導するとのことであった。もう遅い。文書は既に配布されてしまったのだ。私の場合には適切に対処することを約束してくれたが、他の方にはどのように対処するかを検討するという。


7月3日 (木)  

2年前に購入した空気清浄機のフィルターを交換した。取扱説明書には「フィルターは1年半で取り替えて下さい」と書かれていたが、それ以上に使っているので流石に限界だと思ったのである。2年ごとにフィルターを交換するのは勿体ないので、10年間交換不要の空気清浄機に買い替えようかと考えてみた。各社の空気清浄機を調べてみたが、加湿機能が付いている製品は敬遠することにした。手入れを怠ると内部の水分が汚れて悪臭を放つ可能性があるという。空気清浄機能だけで10年間フィルター交換不要の製品はS社とP社とD社に限られるようだ。ところで空気清浄機は本当に有効なのだろうか。扇風機にフィルターを付けただけではないのだろうか。今年は空気清浄機を24時間運転していたので、花粉症のアレルギー症状が例年よりも低かったように思う。本当に10年間もフィルターを交換しなくて大丈夫なのだろうか。調べれば調べるほど疑問点だらけの空気清浄機である。


7月2日 (水)  

銀行の支店に用事があって、通帳に表記されている電話番号にかけてみた。局番が地元の局番なので私が利用している支店の電話番号だと思ったが、電話に出た相手が「コールセンターの○○です」と言う。ここから話しが食い違っていて、電話の相手は私が利用している支店の内部の様子が分からないという。ATMの位置も分からないという。私が問い合わせた手続きは原則として必要はないが、特別な場合には手続きが必要だと言うので、どういう場合が特別な場合なのかを問うたら「分からないので支店にお繋ぎします」と言う。ここで初めて電話の相手は銀行員ではなくて、銀行が契約している代行業者であることが判明した。電話口に出る相手はコールセンターのスタッフなので、マニュアル通りのことしか答えられない。NHKでも同じ経験をした。NHKに電話をすると、NHKが契約している電話の受付代行業者に繋がる。そのときにオペレーターがこう言ったのである。「それではお近くのNHKに電話をされたら如何ですか?」と。NHKの場合は苦情等もすべて契約している代行業者が承っていて、NHKの職員は電話に出ない。銀行も同じように契約している代行業者が電話に対応しているだけで、銀行員は電話に出ないのである。銀行の支店に繋いでもらって、銀行員が電話口に出てやっとこちらの話が通じるようになった。コールセンターのスタッフが必要無いと言った手続きは、支店の銀行員によると必要とのことだった。電話の場合には相手が代行業者かどうか判明するまでに時間がかかる。電話では駄目なので窓口に行った方が確実である。


7月1日 (火)  

「何でもないような事が 幸せだったと思う」・・・これは高橋ジョージ作詞作曲による『ロード』の歌詞である。これとは反対に以前は何でもなかった事が億劫に感じられるようになった。それでも実際にやってみると何でもない事なのである。何でもないような事が重荷に感じられるのは加齢によるものなのだろう。右足を骨折して入院している友人と病院の廊下を歩いた。彼は松葉杖だから一歩進むのが大変である。彼に歩調を合わせるのは困難で、自分はスタスタと前を歩いてしまう。彼は諦めたような顔つきでゆっくりと後ろから付いて来る。そんな彼にも数日中に退院を余儀なくされる気配が迫って来たらしい。自宅に戻れば以前には何でもなかったことが大変な作業になる。今は何でもないような事が、幸せだったと思う日がやって来るかも知れない。どんな出来事が待ち受けているのか分からないけれど、一歩ずつ足を前に進めるしか無い。


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