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└◇363:
AERA 「アエラ」2009年7月20日号 [たかし] 07/15 18:57

 └◇364:Re:AERA 「アエラ」2009年7月20日号 [ろくべえ] 07/16 22:04
  └◇365:Re[2]:AERA 「アエラ」2009年7月20日号 [たかし] 07/17 06:36<-last


363● AERA 「アエラ」2009年7月20日号[ たかし ] 2009 07/15 18:57
 発売日の7月13日、仕事を終えて駅の売店前を通ると、そこにはフジコさんが表紙を飾る「アエラ」7月20日号が他誌の存在を圧倒する勢いで並べられていた。
 私は何故か、売店の前を通るのが気恥ずかしい思いであったと同時に、とても誇らしい思いで本誌を手にした。
 帰宅してから記事を一気に読んだ。

 私がこれまで不思議に思っていた謎を、記事が解き明かしてくれた。

 「なぜ今、フジコ・レーベルなのか・・・」

 フジコさんの熱い思いが私の胸に伝わってくる。
 最新録音のために用意されたロンドンのスタジオは、もともとは教会だったそうである。
 カメラマン・中嶌英雄氏の撮影によるスタジオ収録中の写真が、フジコさんの心情を見事に伝えている。

 フジコさんにはアンティークがよく似合う・・・。
 それとは相反すると思われるような最新デジタル技術とアンティークとのコラボレーションを可能にしたのは、伝説のアナログマシンが両者の橋渡しをしたことによる・・・と記事は伝えている。

 「ラ・カンパネラ」収録に記事が及ぶと、私はかつて「昼・夜公演」で夜の部を前にしたフジコさんを思い起こした。
 「もう限界だ」と思われるほどの肩と肘の痛みがフジコさんを襲っていたはずであったのに、夜の部では私の想像を遥かに超えた「ラ・カンパネラ」が奏でられたのである。
 最高の演奏は自己の壁を超えたときに天から降ってくる。
 「もうこれで良い」という到達点が無いのがアーティストの宿命であるならば、フジコさんは終わりの無い「永遠のカンパネラ」を求めて日々、演奏を重ねておられるのだと思う。

 グレン・グールドがスタジオでの録音を続けていたことで、素晴らしい演奏が今も尚、音源として生き続けている。
 あの頃とは比較にならないほどに、録音技術は発展を遂げている。
 フジコ・レーベルのCDに使われているのは、その中でも究極の高音質技術だという。
 CDは非圧縮であるがデジタル配信は圧縮されている為、幾らかは音に違いが生じるのかもしれない。
 然しながらマスターの音源がしっかりした高音質であれば、圧縮されたとしても十分な音質が期待できると思う。
 7月22日の「Fuzjko」発売日が待ち遠しい。


 私は手にした「アエラ」7月20日号を持って、病院を訪れた。
 6月23日午前10時30分頃、自宅に一人きりでいた私の母は心筋梗塞を起こして倒れていた。
 母は意識を失いながらも119番をダイヤルした。
 救急車の中で完全に意識を失い「ショック状態」となったが、搬送された救急救命センターのスタッフの手際良い処置で一命を取り留めたのである。
 私はかつて母と二人でフジコさんの演奏会に行ったことがある。
 それ以来、母もフジコ・ファンの一人となっていた。
 病室の母に「アエラ」7月20日号を手渡すと「まぁ!素敵だこと!」と入院以来初めて目を輝かせて感嘆の声を上げた。
 私は神に感謝した。
 あの日、母が奇跡的に一命を救われたのは・・・。

 今日も病院に行ってきた。
 病室の母のベッドの上には「アエラ」7月20日号。
 「これ、まだ借りていて良いでしょう?」
 母は無邪気に微笑みながら私に尋ねた。
 母は何度も記事と写真を読み返しているらしい。

 「いいよ。もう一冊持っているから・・・」

 やがて母は退院できる見通しである。
 88歳のお誕生日は盛大に祝いたいと思う。
 「Fuzjko」のCDもプレゼントしたい。

 ありがとう!「アエラ」7月20日号・・・。

 拝啓フジコさん。このようなフジコ・ファンもおりますよ。
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364● Re:AERA 「アエラ」2009年7月20日号[ ろくべえ ] 2009 07/16 22:04
たかしさん、お久しぶりです。
私も、「アエラ」を、何度も眺めては読み返し、新しいCDを待ちこがれております。(待つ時間は楽しいね♪)
お母さまのこと、大変でしたね。
でも、フジコさんの記事に感嘆の声をあげたなんて、素晴らしい!回復のきっかけになったようですね。
退院の予定も立ったとのこと、よかったですね。おめでとうございます。
ウチも、田舎に住む義母が、4月に脳梗塞で倒れました。発見が遅れたため、命は取り留めましたが、後遺症が残りました。まだ入院しています。最近は、大好きだった畑仕事の話題には、目が輝き、笑顔がこぼれます。歌も好きだったので唱歌のCDを聴かせています。先月87歳の誕生日を迎えました。
なんだか、似てるなぁ、と思い、久しぶりに書かせていただきました。
どうぞ、お大事になさってくださいね。ではまた。
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365● Re[2]:AERA 「アエラ」2009年7月20日号[ たかし ] 2009 07/17 06:36
ろくべえさん、皆さん、おはようございます。

「アエラ」の記事を読んでいると、スタジオでフジコさんとスタッフが最高の演奏を収録するために、それぞれがベストを尽くされていた様子が目に浮かんできます。
私たちが素晴らしい演奏だったと感じてもフジコさん自身が「失敗した」と思われるのは、演奏者にしか分からないミューズとの交信があるのかも知れません。

私の母は集中治療室の中で看護師の方からラジカセを借りて、ベッドの上で流れている曲に合わせて歌を口ずさんでいたそうです。
「音楽がお好きなんですね・・・。」と看護師の方が仰っていました。

ろくべえさんの義母にあたる方も先日脳梗塞になられたとのことですが、大変な思いをされたことと思います。
後遺症が残る中でも、自分が好きだったことには目を輝かせて笑顔がこぼれるのは、とても大切なことだと思います。
目を輝かせることが出来るのは、大好きな何かが存在するからだと思います。

私たちもフジコさんの演奏を聴いているときには、きっと目が輝いているのでしょう・・・。

ろくべえさん、ありがとうございました。
これからもお互いに日々、目を輝かせて生きていきましょう。
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