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└◇372:
めちゃめちゃ生きてるッ! [たかし] 12/01 11:10


372● めちゃめちゃ生きてるッ![ たかし ] 2010 12/01 11:10
 みなさん、こんにちは。
 たかしです。

 およそ1年ぶりの書き込みとなります。

 2010年11月30日(火)19:00開演 東京文化会館 大ホール

 「イングリット・フジコ・ヘミング ピアノコンサート」

 色々な思いを胸に抱きながら東京文化会館に一歩足を踏み入れると、そこはもうフジコ・ワールドなのです。
 冷たい風の中をこんなにも沢山の人々がフジコさんの演奏を聴く為に集うのは、それぞれが同じ思いを抱いているからなのでしょう・・・。
 
 一輪の薔薇と鳥の絵が描かれたフジコさん直筆のプログラムは、フジコさんが添えた日本語訳が無ければ分からない曲も多々ありました。
 「エオリアンハープ」「木枯し」「黒鍵」に続いて注がれた旋律は「ショパン ピアノソナタ第2番(変ロ短調 作品35)」でした。
 「葬送行進曲」として知られる第3楽章は、今までに聴いたことが無い演奏表現で強い生命力に満ち溢れていました。
 私にも多くの人々にも尊い存在であった友人を、突然に見送らなければならなかった昨年のことを思い出していました。
 その友人が今は「永遠の命」を得て、私たちと一緒にフジコさんの演奏を聴いていることがよく分かりました。
 「亡き王女のためのパヴァーヌ」でその思いを更に強くしました。
 第二部でバッハが奏でられたときには、グレン・グールドを思い起こしていました。

 フジコさんは「ショパンとリストを弾くために生まれてきたピアニスト」と報じられています。
 それは「ショパンの曲」と「リストの曲」を、フジコさんがそれぞれに素晴らしく演奏するという意味ではないと思います。
 ショパンがリストに託した演奏表現と、リストが入れなかったであろうショパンの領域を、フジコさんが調和と融合で美しく奏でておられるのだと思います。
 アンコールで「別れの曲」と「ベートーヴェン テンペスト」を弾き終えたフジコさんは、めちゃめちゃ生きていました。
 この日も全開にされた「フジコ・パワー」を頂戴して、私は東京文化会館を後にしました。
 
 来年もまたフジコ・パワーを戴きに来ることでしょう。
 フジコさん、ありがとう。
 私たちもめちゃめちゃ生きてるッ!
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