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No.371  Re[3]:12月5日〜あるファンの軌跡〜
発言者: たかし
発言日: 2009 12/26 11:21
発言元: IP=proved
すばるさん、皆さん、おはようございます。

お陰さまで今年もクリスマスケーキを食べることが出来ました。
「日帰り手術」を受けてから今日で3週間が過ぎました。
私にとっては初めての全身麻酔による日帰り手術なので、予測できない事態が発生することを案じていました。
HPがこのままフリーズすることも考えられました。
何度も全身麻酔で手術を受けられた方は失笑されることと思いますが、麻酔で眠っていて自分の意識が無い間に全てが進行して行くという状況は私にとって初めての体験でした・・・。

時刻は午後3時30分に近づいていました。
麻酔を担当して下さる専門の医師に尋ねました。

「私は極度の不眠症なのですが麻酔は効くのでしょうか???」

すると医師がこう仰いました。

「大丈夫ですよ。ちょっとガスの臭いが感じられると思いますが〜〜〜・・・・、、、。。。」

そこで私の意識は途絶えています。

医師の呼びかける声で目が覚めました。
目覚めは超スッキリとしています。
時刻を尋ねると午後4時30分とのことでした。
そのまま回復室に運ばれると私より先に手術を受けた男性が横たわっていました。
看護師がその男性に話しかけていました。

「絶食していたので血糖値が下がっていますから飴をなめましょう。オレンジ味、りんご味、すっぱいレモン味、ミルク味がありますがどれが良いですか?」

すると男性が「オレンジ味でお願いしますぅ」と答えていました。

しばらくしてから私の元に先ほどとは違う看護師がやって来ました。
私は「ミルク味」を指定するつもりで心の準備をしていました。
その看護師は私に口をあけるように指示しました。
そして「飴をなめてください。」と言ってオレンジ味を私の口の中に入れました。
私はミルク味が欲しかったのに・・・。

午後5時30分には迎えに来てくれた私の家族の車で帰路につきました。
身体には麻酔ポンプを装着していました。
皮下注射による麻酔が二日間ほど痛みを抑えてくれるとのことでした。

手術当日の夜は痛くても「こんなものなのだろう・・・」と観念しておりましたが、二日目の夜にそれは激痛に変わりました。
麻酔が効いていてもこれほど痛いのか、麻酔が効いていないのかどちらか分かりません。
兎に角寒くて寒くて全身の震えが止まりません。
体温を測ったら平熱でした。
それでもガタガタと震えが止まらず痛みは増すばかりです。
午後8時近くに病院の医師に電話をしました。
すると「タクシーで病院まで来れば診察します」とのことでした。
自宅から病院までは車で1時間ほどかかります。
「もうしばらく様子をみます」と言って私は電話を切りました。
それから意識が途絶えてしまい、夜中に目が覚めました。
先ほどよりは少し楽になったような気がしました。
翌朝になると麻酔ポンプの液が無くなったので注射針を自分で抜きました。
すると大分具合が良くなって来ました。
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12月5日の手術当日、病院に向かう電車内で私はフジコさんのアルバム「Fuzjko」を聴いていました。

ベートーベン ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2
「テンペスト」第三楽章 アレグレット

演奏を繰り返し聴いていると気分がとても落ち着いて来ました。

(そうだ! 私たちフジコ・ファンにはフジコさんの演奏があるから大丈夫なのだ・・・)

そして自信を持って手術に臨んだのでした。
3日目の朝、激痛が和らいできた私の頭の中で「テンペスト」第三楽章が流れて来ました。
その曲には歌詞がついていました。

♪痛くない 痛くない 痛くない それは

素晴らしい 素晴らしい 素晴らしい ことだ

あんなに 痛かったのに もう いまは・・・♪

この曲が聴こえて来た時に、今までの毎日の生活がどれほど幸せだったかに思いを馳せました。

朝、目が覚めて起きられることの幸せ・・・
朝、自分で食事をとることが出来ることの幸せ・・・
自分の力で歩けることの幸せ・・・
自分で入浴できることの幸せ・・・
そして何より「痛くない」ことの幸せ・・・

今までの生活の中でこれらは「当たり前」のことでした。
私の2009年は波乱の年でした。
6月に母が倒れ・・・かけがえの無い友との別れ・・・自身の病に苦しめられたこと等々・・・。
2010年を迎えるにあたり、私は次の言葉を大切にしたいと考えています。

「平安至福」・・・何事も起きない安らかな日々に感謝。

「健康至上」・・・健康が第一。健康は富に勝る。

日帰り手術は当日と二日目に危険が潜んでいます。
自宅にいるわけですから何か起きても医師や看護師の手当てを受けることが出来ません。
突然の高熱や合併症はすぐに対応できません。

母の為にと「日帰り手術」を選択したのですが、癌を患って病院で闘病中の義兄に叱られました。

「先が無い年寄りの心配をするより、まだ若い自分自身の心配をしろ。何かあったらその方がよっぽど大変だ!」とのことでした。
つまり「日帰り」ではなくて「入院」をした方が良かったとの意見でした。
ありがたいご意見だと思いますが、今回の自分の選択はこれで良かったのだろうと思います。

今までどれほど多くの方がこの痛みを乗り越えて来られたことでしょう。
癌と闘っている義兄の言葉だからこそ、それは重く感じられたのでした。

2010年は何事も起きず、平安な日々が過せる様に願います。
皆様もどうぞご自身の健康管理には十分にご配慮ください。

 では皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

 お正月にはお餅が食べられますように・・・。

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