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No.373  6.10〜東日本大震災チャリティコンサート〜
発言者: たかし
発言日: 2011 06/12 12:54
発言元: IP=proved
新車の香りを思い起こさせるような今年の4月に開設されたばかりの真新しいホールの1階席で、私はフジコさんがステージに登場されるのを待っていた。
会場入口では公演内容の変更に伴う差額の払い戻しが実施されていた。
あの日を境にしてすべてが変わった。
当初予定されていた「スペイン・カメラータ21オーケストラ」との共演は、諸般の事情により楽団員の来日が困難となった。
フジコさんの強い希望によりチャリティコンサートとしての「ピアノソロ コンサート」が実現したのである。

当初予定されていたオーケストラとの共演日程は以下の通りであった。

6月8日 (水)新潟公演:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
6月10日(金)八王子公演:オリンパスホール八王子
6月12日(日)神戸公演:神戸国際会館こくさいホール
6月15日(水)東京公演:東京オペラシティコンサートホール

お気付きのように東京以外の公演地では過去に大震災が発生していたのである。
今になってみると「チャリティコンサート」は以前からプログラムされていたフジコさんの使命だったのかも知れないと思う。

「東日本大震災チャリティコンサート」でフジコさんが巡る地区の方々にもフジコさんの演奏がレクイエムとなることを・・・。

第一部ではプログラムに載っていなかった曲が追加演奏された。
ショパン:エチュード イ短調「木枯らし」である。
この演奏からはフジコさんの今の思いが強く感じられた。
これは被災地の方々への応援メッセージなのだと思われた。

問題は第二部で始まった。
なんと、フジコさんがあの大曲を演奏されたのである。
「ピアノは一台でオーケストラの演奏が出来る」と何かの本で読んだ記憶がある。
それが本当であったことを私は思い知らされたのである。
ステージにはフジコさんとピアノが一台・・・。
曲の後半で私は(ピアノが壊れてしまうのではないか)と心配になったほどである。
それはまるで演奏者と楽器の死闘とも思える光景であった。
もしもあのときピアノが壊れていたら楽器としては本望だったろうと思う。
凄い・・・凄過ぎる・・・。
大曲の演奏が終了したとき、ピアノは大満足な表情で輝いていた。

そしてすぐにリストの「ため息」と「ラ・カンパネラ」が演奏された。
通常では考えられない。
「ため息」の演奏からもフジコさんの気持ちが強く伝わってきた。
何と言っても圧巻だったのは、私が今まで聴いて来たフジコさんの「ラ・カンパネラ」の中で最高に美しく、優しく、そして力強い演奏である。
アンコール曲として「別れの曲」が奏でられた。

フジコさんは以前に出演されたテレビ番組で「音楽は自然よりも美しい」と仰ったことがある。

この度の「東日本大震災」は自然の力である。
ならば私たちは「音楽の力」で復興が為されていくことを願う。

今回のフジコさんの演奏を聴いて理解が出来たことがある。
フジコ・ヘミングは芸術家である。
芸術の力は果てしないエネルギーである。

私はフジコ・ファンの一人として、そのことを誇りに思う。

あの日以降のフジコさんの演奏を聴かれていない方は、まだ入手が出来る公演のチケットを求められることをオススメします。

  〜 フジコ・ヘミングを語るファンのホーム たかし 〜

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